一般的に、「カードホルダー」と聞くとカードを持ち歩く際の入れ物としての「カードホルダー」を思い浮かべる人も多いかと思いますが、クレジットカードの用語としてのカードホルダーは、クレジットカードの持ち主、若しくはクレジットカードサービスの会員入会者を指します。
よく、クレジットカード関連の書類や、サイトなどの情報記載内容の中で、「カードホルダーになると様な特典がございます」とか「クレジットカードがカードホルダーの手から離れると…」という表現があり、理解できなかったり意味を取り違えてしまったなどという人もいるのではないでしょうか。
なぜこんな言い方をするんだと思う方もいらっしゃるでしょう。
やはり、横文字の方がかっこいいという単純な理由でしょうか。
確かに日本語でクレジットカードの持ち主ということを表現しようとしても、しっくりくる言い方、名称が浮かびません。
カード利用者、カード保有者、カード使い…頭にすでに横文字がきている訳ですから、そのあとも同じく揃えたほうが文字の見栄えもすっきりしますね。
発音した時の音も、横文字の方が聞き心地もいいかも知れません。
それにどこのカード会社のクレジットカードを持っているのかを、第三者に説明する時も「ダイナーズのカード持ってるんだけど…」というより「ダイナーズのホルダーなんだけど」という方が、何だかこなれた感じで昨日今日のカードホルダーではないなと一目置かれそうですよね。